南砺市

富山県の南西部にある南砺市は、西は石川県金沢市、南は岐阜県飛騨市に隣接しており、市内は特色ごとに7つのエリアに分かれます。ユネスコ世界文化遺産に登録された合掌造りの集落・五箇山（ごかやま）は、田園に広がる散居村など独自の文化が残る場所。中世から近世にかけて絹織物で栄えた城端（じょうはな）は「越中の小京都」と呼ばれ、善徳寺の寺内町に古い蔵や石畳、趣ある町並みが楽しめます。民藝と縁のある福光（ふくみつ）は、版画家の棟方志功が暮らした町であり、今も続く木製バットの生産地。木彫り文化で知られる井波（いなみ）、市場町として栄えた福野（ふくの）、椿の里の井口（いぐち）、 大自然の中で行われる演劇と都市交流が盛んな利賀（とが）など、選択肢の多さに、どこを巡ろうか迷ってしまうほど。四季を通じて美しい日本の原風景が、皆様を迎えます。